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鮮度保持剤
1) 脱酸素剤:メーカーによりまして様々な商品が開発されていますが、主に鉄系が一般的に用いられています。(参考商品名エージレス、バイタロン、セキュール、サンソカット、ケプロン、タモツ、オキシーター、モデュラン、ワンダーキープ、サンソレス、エバーフレッシュ、キーピット、キープロン、ウエルパック、ネガモールド等)
(鉄がさびる時に酸素と結合する働きを応用して、密閉容器内の酸素を吸収し、酸化など酸素による商品への悪影響を防止します、鉄系の主成分は特殊処理された鉄粉です。)
脱酸素剤
2) 乾燥剤:石灰乾燥剤と経済的なビーズ状の化成品等が有ります。
乾燥剤
3) 蓄冷材:主にケーキや生鮮食品の持ち帰りや、宅配、配送時の温度管理に使用されます。最近では凍結冷凍された商品をそのままお届けする事も出来ます。
4) 抗酸化剤(食用油酸化防止剤)
特徴:理研の酸化防止用ビタミンEは、ミックストコフェロールタイプ(植物油用)と低α−トコフェロールタイプ(動物油用)に大別されます。
※動物油には元来ビタミンEは含まれておらず酸化に対して不安定ですが、ビタミンEを添加すると植物油以上に安定性を持つようになります。これは油脂の組成において動物脂は飽和脂肪酸が多く、植物油は不飽和脂肪酸が多いためです。
※植物油には元来ビタミンEが含まれているため、新たにビタミンEを添加しても酸化防止効果は望めないと言われていました。しかしテストでは不飽和度の小さいパーム油(固体脂)程度までビタミンEは有効でした、またパーム油+ラードの混合油に対しても有効でした。
 
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